March
16
2018
はじめまして、30期インターン生の西垣七海と申します。
読んでいただきありがとうございます。
先日、同行の移動中に祥栄さんから聞いたお話「サンク・コスト効果」について書かせていただきたいと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、サンク・コスト効果とは、
「今までかけた時間や費用、精神的な想いに対して、返って来る見込みが明らかに少ないのに、今まで掛けた費用や労力を惜しみ、少しでも元を取ろうとする心理状態を表した言葉」です。
私は、納得すると同時に身に覚えがあるなと感じました。
せっかく大学に進学して政治系のことを学んでいるのだから、それと同じような系統の職に就かなければもったいない。というように漠然と将来を考えていたのです。
祥栄さんが言うには、この状態こそが危険であり且つもったいないことだそうです。
「今まで○○してきたから、こうしなければいけない」というのは、つまり思考停止状態だということです。
例えば、せっかく向いている職があるのに目もくれなかったり、「いやいや、別の道に進んだら今までの勉強はなんだったんだ」とより良い選択肢を否定したり......。
他にも良い選択肢があるのに、固定観念で切り捨てるのは冷静な判断とは言えませんよね。
こう考えると、進路を迷っている私は職種が限定されておらず、柔軟な考え方で可能性を広げられることを教えていただきました。
20歳になっても未だ進路を決めかねている私にとっては希望となったこのお話。
普段の生活の中でも思い出して、冷静に考え直すようにしようと思います。
そして、しっかり自分と向き合い、何がしたいのかを突き詰めていこうと決心しました。