こちら村山学生部「京都党政治塾に参加して」

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December

08

2017

京都党政治塾に参加して

こんにちは、29期インターン生の平松暢顕です。8月5日、私は京都党政治塾に参加させていただきました。

今回の政治塾では、前半は塾生である様々な地域の議員さんや政治家を志す方々それぞれが現在取り組んでいる政策やこれから取り組もうと思っている政策についてのプレゼンを5分ずつ聞き、後半は現兵庫県議員であり、広報のプロである樫野孝人さんに行政の広報戦略についてのお話を聞きました。

私はこれまで政治塾には当然参加したことなどなく、政治と塾という2つのワードを組み合わせたこの言葉に対してはどこか理念の押し付けのようなイメージを持っていました。しかしながら、今回、京都党政治塾に参加し、議員さんたちのプレゼンを聞いて、それぞれの各地域をよくしようとする思いの強さ、塾生として参加する方々の他の議員さんからどんなことでも吸収しようとする貪欲さを感じ、これまで自分が持っていた政治塾に対するイメージが根本から覆されました。また、プレゼンをした方々のプレゼン能力はやはり高く、声の抑揚や目線、身振り手振りなどプレゼンの内容以外にも学ぶことだらけでした。

後半の樫野孝人さんによる行政の広報戦略についてのお話には衝撃を受けるばかりでした。樫野さんは近年、SNSの台頭などによって、人々が情報を得るメディアが多様化する中で今行政が行っている広報戦略が適切ではないとし、たとえどのような広報であっても、何を、誰に、どの媒体で伝えるか、正しい筋道をたどれば失敗はしないとおっしゃいました。この話の中で今各地の行政が誤って行っている広報の例において、樫野さんの指摘する矛盾の数々にはどれも深く納得させられました。これらの誤りを改善することができれば、行政の広報はどれも本当にうまくいくのではないかと簡単に思ってしまうほどの説得力が樫野さんの言葉にはありました。

今回、インターン活動が始まってすぐに京都党政治塾に参加させていただいたことで、今まで全く良いイメージのなかった政治に関わる人たちの話をじかに聞くことができて、これからのインターン活動に対しての意欲が向上するだけでなく、今後、地域社会の一員となっていくうえで、地域のためを思って活動してくださる議員さんをしっかりと応援していくべきだと思いました。