こちら村山学生部「党大会と車座集会の感想」

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August

09

2016

党大会と車座集会の感想

党大会と車座集会の感想

はじめまして、27期インターン生のナムグン・ジュンミョンと申します。

自分は韓国から日本に渡り、現在は同志社大学の留学生として、新しい経験・体験をしています。日本の文化、日本の人、日本の趣。日本の中にある多様なことに日々接しながら、韓国では得られないことを学び、わが国(韓国)の役に立つことを目指しています。
今回学んでいるのは一般的には体験できないものです。それは日本の政治、地域の政治ということです。政治の現場がどのような過程を踏まえ、どのように作用しているか、そして地域政党が追求していることが何かについて、今日参加した党大会、車座集会の感想を記します。

結論を先に言いますと、政治はその立場や方向性が異なる多様な人によって構成され、合意にたどる過程ということです。党大会と車座集会では、多様な職業を持つ方々が自由に意見を述べ、主張しており、そしてこれを政党の意見として受け入れる過程を目の当たりにすることができました。
特に印象深い点は党則の改正です。今回、若い世代の参加を拡大するための工夫として、『党員』という名称を『メンバー』に変えること、党費は4年間で3千円に改正することを決定しました。この中で、特に前者は現党員の方々の多様な意見を聞くことができる機会でした。名称の変更に違和感を持つ方、名称の変更は意味がないと語る方、新しい提案(名称を京都クラブにする)をなさる方など、このような意見を互いに分かち合い、反映させていく過程を見て、政治というのは全員が合意に至るための努力の産物であると感じました。
車座集会は京都の市政への批判や、各方面の多様な意見を聞くことができる大切な時間でした。 医療、予算、町の改善、改修などのように、自らの専門だけでなく、自分では考えなかったような身近で様々な意見が交わされているのを見て、小さな単位から意見を語ってくださる方々の存在が重要であること、このような意見を地域政党がどのように反映するかが地域をより発展させ、政治の発展につながることであると感じました。
 
今回、見近なところで、政治が行われる過程、多様な人々が批判し、提案しあう過程を実際に経験することができました。地域政党とはこのような住民の力をまとめていく存在であり、小さな力に過ぎないようにも見えますが、このような行動が、世を変える力になると思いました。