桂離宮の参観予約方法
桂離宮は宮内庁の所管のため参観には事前予約が必要であり、ネット、葉書、窓口の3つの方法があります。ネット、葉書での予約は、遠方の方にとって便利な方法ですが、なかなか予約が取れません。しかし、窓口での予約であれば直前でも予約は取りやすく、私達は2日前でも予約をとることが出来ました。窓口は、「宮内庁京都事務所参観係窓口」です。この窓口は、京都御所内にあるので、数ヶ月先の予約も取りづらいと言われる桂離宮に気軽に行けるのは、私達京都市民の特権とも言えるのではないでしょうか。
まだ桂離宮に行かれたことのない方は、ぜひ一度、日本庭園の傑作といわれる幻想的な雰囲気を味わいに訪れてみてください。
桂離宮の冬
はじめまして、インターン22期の梅田です。「常に考え続けること」をインターンに於ける自身のテーマと据えて2ヶ月間頑張ります。よろしくお願いします。
今回は祥栄さんの2月の代表質問のテーマが「皇室と京都」ということもあり、桂離宮の視察に同行させて頂きました。
桂離宮は、その名の通り桂にある宮家別荘です。創建者は八条宮初代智仁親王です。
参観当日は雪が降り積もっており、私達は幸運なことに雪景色の桂離宮に出会うことが出来ました。
喋りが達者なガイドさんに案内されて桂離宮の中に入ると、まず目の前に大きな池、その奥に立派な書院、茶室が目に入ります。雪がしんしんと降り積もる桂離宮は、自然と心が落ち着き、気づけば無心になって只々景色を眺めていました。
桂離宮の中枢をなす書院群には、苑内を一望できる月見台が設けられてあります。一度でいいからこの月見台から見える月を一人占めしたい、そんな思いにも駆られました。私達は、雪化粧の桂離宮を見ることが出来ましたが、春の桜、夏の万緑、秋の紅葉、四季折々の美しさを味わえるのが日本庭園の醍醐味です。次は、また違う季節の桂離宮を見に行きたいです。
(文章・村山祥栄事務所22期インターン生 梅田)