現在の位置です。
現在公営企業の置かれる厳しい環境下で、一体、公営企業の最優先課題は何か?!
例えば、バス事業で言うと、生活路線の維持あり、バリアフリー化あり、環境保全あり、財政再建ありと幾つも指標がある。当然全て大事です。それを承知の上で、ただその中でも最優先をつけるとしたらどれなのか?
企業債は増加の一途。下水道では230億を越える利子を毎年返済せねばならない。明らかに財政圧迫の要因になっている。そういったことを踏まえ、ご答弁ください。
大変包括的な質問ですが、交通事業の優先順位という面から申しますと、利用促進の取り組み強化であり、経営体質の強化であり、生活路線の確保する為の財政構造の強化であります。
また地下鉄におきましては、こうした経営健全化と併せて都市基盤の地下鉄延伸問題と優先課題であります。
上下水道の重要課題は、安定した安心、安全な水の供給、下水道整備をして安全な街づくりに貢献する、経営の効率化を図るということであります。
結局、全部大事だと。
京都市は、2年財政非常事態宣言をしました、私はやっと本気で将来の為に財政の立て直しを最優先に京都市は動き出したなと思っておりましたので、拍子抜けですが、次に移ります。
さて京都市では様々な今後の見通しを立てています。是に対し、私は議会人の務めとして、我々自身がこのプランに責任を持てるかどうかも含めチェックする役割を負っているわけですが、残念ながら、今まで建てた目標は達成率が非常に低い。
今後のたてた目標数値がどういった形で推移していくのか?
また、市長は、この数字を、ただの頑張る為の目標と捉えているのか?
それとも絶対死守する数字なのか、どうお考えか?
絶対達成するという気迫で取り組み、そして達成したいと思っております。
ありがとうございます。
午前中も、ルネッサンスプランはマニュフェストだというご答弁もありましたので、絶対に死守して頂き、公営企業の健全化にお努め頂きたい。
さて、今、全国の自治体で現在、広告収入は大事な財源と、行政が広告の見直しをしている。神戸のヤフーBBスタジアムのようにネーミングライツで名前を貸し出したり、また横浜では全庁揚げて広告に取り組みはじめています。
京都市はこの広告という大切な財源をどうお考えか?
大変貴重な収入源だと考えております。
ならば、具体的にその財源確保をどうして行うのか?
例えば京都市には民間企業への派遣研修制度があります。先日の質疑では、広告を取ってくるノウハウがないとご答弁されてましたので、この制度を利用して、広告財源に向けた民間派遣を検討してはどうか?
また、結構頻繁になっている経験者登用もありますが、いかがですか?
委員御指摘の通り、広告収入落ち込んでいるのは確かです。
また民間で学ぶ事も大変重要ではありますが、これを市長部局から交通局に拡大するのは、残念ながら余裕がないという状況であり、現状では、現行の広告取次ぎ方式を継続する中で、担当職員業務知識の向上に努めて参りたいと考えております。
そういったところかなと思うものの、今後これにより1番財源確保し易いのは交通局ですから全庁のモデルケースとなるよう引き続きご検討頂きたい。
さて、最後ですが、ルネッサンスプランの目標値達成には、今後更なる一般会計からの補助金が求められていますが、財源が100億単位で減らされる中、バス事業だけ予算増額できるのか?
できなければまた、計画が頓挫するがどうお考えか??
交通局の経営努力を大前提に、市とし取りゆ施策について、支援策について、16年度予算編成の中で考えてまいりたいと考えております。
是非そうして頂かねば、折角市長が絶対死守する気概でやると言っていただいたのに、達成できなくなりますので宜しくお願いします。
飛ばし飛ばしになりましたが、将来に渡り、京都市がしっかりと運営されていくかどうか、これを我々はしっかり見定めていかねばいけない。是非そういった心意気で今後運営して頂きたいと思います。
質問終わります。