今、同和事業の実態は誰もわからない。
わからないからあること無いこと、全てが批判の対象となっている。
批判の声は消えない。
でも行政は終ったと主張する。
だとすれば、真実を究明し、その実態を世に問いたい。
実態を市民の皆さん、お一人お一人に知って頂き、一緒に同和問題の解決の道を模索したい。そんな思いです。同時に、同和行政は、議会の再三再四に渡る決議を経ても、完全終結には至りませんでした。もはや、議会の外圧では解決出来ないと感じました。だからこそ、世に問い、皆様の声を頼りに解決する道を探りたいと願っています。
今回、講談社より「提出された報告書を出版したい」との申し出があり、このたび出版に至りました。「つぶや記」や「掲示板」には書けなかった全てを詰め込んで。
是非ともご高覧頂きたいと思います。
京都新聞2007年12月21日金曜日同和行政問題「大きな争点」
京都市議が著書出版
村山祥栄京都市議(無所属、左京区選出)が20日、著書「京都・同和『裏』行政」を出版した。来年2月の京都市長選で同和行政を「大きな争点にすべき」と主張している。
市議として行った調査などを踏まえ、市職員の不祥事や市の同和対策事業を取り上げ「終結したはずの事業が終わっておらず、逆差別を生んでいる」と指摘している。
同市議は「人権尊重の社会を築くには同和問題の本質を多くの市民が知る必要がある」と訴えている。
朝日新聞2007年12月21日金曜日「同和行政争点」村山市議訴える
著書出版で会見
京都市議の村山祥栄氏(無所属)は20日、自著の出版に際して市役所で記者会見し、「同和行政を市長選の争点として取り上げ、みんなに考えてもらいたい」と述べた。
同和行政の完全終結を求めた市議会決議の後も依然として終結していないとし、「市議の間でも温度差があり、踏み込んでいない。市議では限界があり、市長の決断が必要だ」と強調した。
村山氏は今年10月、同和施策の一環で建てられた市営住宅で建設会社の看板を掲げた部屋があるなどと指摘し、「同和事業は完全終結させるべきだ」との要望書を市に提出。市は市営住宅を住居以外の目的で利用している事例の調査に乗り出した。村山氏はこれまでの独自の調査をもとに「京都・同和『裏』行政 現役市会議員が見た『虚構』と『真実』」(講談社)を出版した。
講談社終わったはずの「同和事業」に隠された深き闇
逆差別の「現場」発タブーなき再生論!
続発する市職員不祥事と迷走する同和行政。解放運動の総本山で今、何が起きているのか
この実態を、あるがまま市民のみなさんにも見てもらったほうが手っ取り早いと、某局のテレビクルーを連れてまち美化事務所へ乗り込んだ。「議員調査権」を振りかざし、職員が勤務時間中に2階の休憩室でゲームに興じている姿を含め、問題ある実態をしっかりテレビカメラに収めようと、アポなしで事務所の裏口から突入した。「なんの権限で入ってきたんや」「議員調査権や。そこ、どいてんかっ」「そんなもん聞いてへんわい。こら、待たんかい!」結局、多勢に無勢。囲まれて事務室に連れて行かれた。「こんなやつ、殺したったらええねん」「こいつらか!? 勝手に入ってきやがったんは」「義を見てせざるは勇なきなり」である。ひどすぎる実態を知った以上、追及を止めるわけにはいかなかった。