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選挙に行こうキャンペーン

2003年11月06日 京都新聞

「誰にも入れたくなかったら白票で不満をぶつけよう」

選挙に無関心な若者たちに投票を呼び掛け、同世代の声を伝えて政治状況を変えていこうという動きが衆院選を機に京都市などで広がっている。

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京都 学生らがキャンペーン

選挙カーが大音響で候補者名を連呼して走る左京区の大型スーパー前。今月1日、茶髪にジャージ姿の大学生ら6人が「選挙へ行こう」と書かれた横断幕を掲げ、選挙カーに負けじと拡声器のマイクを握っていた。

「(投開票日の)9日はテレビも選挙のニュースばかりで面白くない。候補者という名の馬に1票を投じて、一緒に競馬をやってみないか」

今春の統一選で初当選した京都市会議会最年少の無所属市議(25)が中心となり、衆院選に合わせ大学生ら約30人でつくった「選挙に行かんで委員会」の「選挙に行こうキャンペーン」。

市議は「若者世代の代表として議会に送り出された私にとって、若い人たちに投票を呼び掛けることは一つの役割」と話す。