2003年10月26日 京都新聞
衆院選の公示(28日)を目前に控え、京都市内の繁華街などで25日、有権者による投票の呼び掛けや、各政党の議員などを集めた公開討論会が行われた。主旨した大学生や市民団体は、「将来のため、1票の行使を」と、有権者の選挙への関心アップに期待を込めた。
京都、滋賀の大学生つくる「選挙に行かんで委員会」の10人が、午後1時半から、買い物の市民らでにぎわう下京区の四条河原町で、演説とチラシ2000枚の配布をした。チラシには、政治に関心のない若者に分かりやすいようにと、投票の基礎知識などをまとめた。
「選挙に行こう」と書いた横断幕を背景にメンバーが交代で演説し、投票を呼び掛けた。参加した同志社大3年、澤田靖行さん(21)=上京区=は「若者が1票を行使しまければ政治は変わらない。自分達の将来を良くするためにも投票に行こう」と、拡声器を手に訴えた。街頭活動は、投票日まで7回実施する。