ブログをご覧いただきありがとうございます。インターン生の糸井です。
大きな台風が近畿地方を襲いました。ブログ上ではございますが被災された方々にお悔みとお見舞いを申し上げます。また、一日も早い復旧を京都から、心よりお祈りいたします。
昨日5日はインターン生と学生部の先輩方と共に委員会の傍聴へ京都市役所へ行ってまいりました。傍聴する委員会は祥栄さんが所属する経済・総務委員会。
委員会の名前だけを見た時「何を審議する委員会なのだろう?」と疑問に思いました。
京都市会のHPによると人事に関する項目をはじめ他の委員会で審議されない項目のすべてを、この経済・総務委員会では審議をするということ。常任委員会の中でも重要度が非常に高い委員会だといえます。
午前中のみの傍聴ではありましたが、あっという間に時間は流れました。
最初の審議項目は右京区にある山ノ内浄水場の跡地問題について。土地の売却について、道路を挟んでの北部側の土地のみ、南部側の土地のみ、南北一括という3つの売却方法が市役所から提案されていました。これに対して、議員からは北部、または南部のどちらかの土地が売れ残ったらどうするのか、という質問などが飛び出ました。
2つ目は市立動物園やみやこメッセが立ち並んでいる岡崎地区再開発について。高層建物が建築される際、景観条例は改正するのか否かという質問が飛び出ました。
そして、午前中の審議の最後に、本人が京都市主催のイベントや祭典のお金の使い方について担当部局に質問をぶつけました。たとえば、500人を集客するために260万円をかけ開催した「どうすんねん京都!?」というイベント。500人に対して260万円の税金のかけ方について財政が非常に苦しい京都市がするべきイベントなのかという質問を行いました。これは決して「無駄だからする必要なし」という意味ではなく、考え次第ではもっと予算を抑えられたり、他のイベントに組み込むことができるのでは、という意味で質問を投げかけられていました。
これに対して関係当局は「先生が素晴らしいと思うものを出します」という答弁。考えるのは議員ではなく、市民の皆様に素晴らしいと思わせるイベントを考えることではないかと感じました。
市民不在のイベントはこれからも、次々と生まれるのでしょうか。
今後が注目されます。