みなさん、こんにちは。糸井慶太です。
毎週火曜日は糸井がブログを担当させていただきます。
これまで30年ノートのことについて書いてきました。
今回は少し休憩ということでインターン生同士で
ノートの交換で気付かされたことについてお話ししたいと思います。
ノートの説明は前回、前々回の項目に譲るとして
今回は「自分に何が足りないのか」という考えの元
ほかの方のノートを見ました。
インターン生は僕を含め7名。
皆、いろいろな将来の夢や願望をノートに書きつづっていました。
その中で僕のないものがわかりました。
それは「人に感謝する」ということです。
これを書いていなかった僕はあるシーンを思い出しました。
祥栄さんとの同行中、「君は運がいいほうか悪いほうか」
という問いを投げかけられました。
これまで普通の人間がしないような失敗を
インターン中に起こしてしまった事や
今までの人生をふりかえって、マイナスな思い出しかなかった僕は
「運は悪いほう」と答えました。
実はこの問いは松下電器創業者故松下幸之助氏が
面接の採用か不採用かを決める問いにしていました。
なぜこのような問いをしたかというと「運がいい」と
答える人は自分を大事にしつつも
周囲の人間に感謝することができるということです。
この問い1つで
その人が周囲の人に感謝して生きているか否かがわかります
。つまり「運が悪い」と答えた僕は…。言う必要はありませんね。
そんなやり取りから数日後、ノートを交換しました。
自分の周囲にいる方には感謝をしているつもりでしたが
改めてそれが「つもり」であるということが良くわかりました。
インターンも折り返し地点に間もなく達します。
これまでインターンに関わらせていただいた方に
感謝の気持ちを忘れず自分の付加価値を高めていきます。