2005年08月29日 京都新聞
投票率アップ大学生ら訴え 四条河原町
政治に関心のある学生らでつくるグループ「選挙に行かんで委員会が28日、京都市下京区の四条河原町交差点で、30日に公示される衆院選の投票率アップに向け、行き交う若者たちに選挙の意義や投票の必要性などを訴えた。
同委員会は2003年衆院選を景気に発足し、京阪神の若手市議らが事務局を務めている。今回の衆院選では、28日を一斉行動デーとし、京都市のほか大阪、神戸両市でも訴えた。
四条河原町の活動には大学生18人が参加。「間違いなくばかにされています。政治家に。だから、選挙。」と書いたビラ700枚を配り、ハンドマイクを握り、「投票に行かないと後悔するのは私たち」「日本を変える1票を投じよう」と呼びかけた。
ビラを受け取ったのは中高年世代が多かったが、通りがかった会社員の男性(29)は「よい活動だ。若者はもっと投票に行くべきだし、政治をあきらめたら終りだ」と評価していた。
京都の事務局を務める京都市議(27)は「選挙に無関心な若者はまだまだ多いが、呼びかけを通じて投票率を上げたい」と話していた。