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2010年09月07日

京都新聞

元副市長の顧問就任めぐり「京都党を市議がけん制」

京都市議会経済総務委で6日、市の外郭団体理事長を務める元副市長が新たに発足した地域政党「京都党」の顧問に就任したことをめぐり、市議から批判が出た。法的には問題ないが、来春の統一地方選に向けて既成政党とぶつかる京都党に、危機感を持つ現職がけん制した形だ。

京都党は前市議の村山祥栄氏を中心に先月末に結党。元京都市副市長の高木寿一氏が、府中小企業団体中央会の渡邊隆夫会長とともに顧問に就任した。高木氏は2005年3月まで5年間副市長を務め、現在は外郭団体の京都高度技術研究所理事長などを務める。

地方公務員法は一般職公務員の政党役員就任を禁じるが、特別職や外郭団体は対象外。ただ同研究所には市から委託料などが入っているため、委員会でやり玉に上った。

共産党市議は「選挙応援などをすれば公職選挙法上の問題にならないのか」と指摘。市は「顧問就任だけでは法的に問題ない」と答えた。与党市議らも水面下で「元副市長が京都党の味方をするのか」と警戒している。

高木氏は「京都党候補が当選した際、政策助言をする相談役として顧問を引き受けた。応援演説や票のとりまとめをする気はなく、中立性を損なうことはない」と話している。

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