Murayama Shoei Official Web Site

現在の位置です。

  1. ホーム
  2. > ニュース
  3. > 2010年08月31日

2010年08月31日

朝日新聞

前京都市議 「京都党」立ち上げ

統一選 候補擁立へ

結党の記者会見をする地域政党「京都党」代表の村山祥栄氏=上京区

前京都市議の村山祥栄(しょうえい)氏(32)が30日記者会見し、地域政党「京都党」を結成したと発表した。来春の統一地方選で京都市議選の全11選挙区に候補者を擁立する方針。候補者は公募し、10月中に発表する。代表に就任した村山氏は「地域主権時代に、地方の声を吸い上げられる組織体を作りたい。目標は議案を提出できる6議席だ」と述べた。

村山氏は京都市議会について、「中央政党4会派による政治で、ミニ国会だ」と批判。「地方分権の時代に新しい地方の形を求め、地方独自の視点を持つ組織も必要だ」と結党の理由を説明した。

村山氏は左京区で立候補を予定し、中京区と南区、右京区、伏見区で候補者を決めた。その他の選挙区は公募する。大阪府の橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」について、「地域政党の共通課題はある。連携の可能性はある」と話した。

村山氏は2003年の市議選に無所属で立候補し、25歳2カ月で当選。2期目の途中の08年に京都市長選に立候補し、落選した。

公募締め切りは10月10日(必着)。問い合わせは同党(075・712・9977)へ。

↑このページのトップへ

産経新聞

地域政党「京都党」 顧問に堀場氏、リニア誘致・橋下維新連携掲げ

記者会見して京都党設立を発表する村山氏=京都市上京区

前京都市議で平成20年の京都市長選に無所属で立候補した村山祥栄氏(32)が30日、京都市内で記者会見、市民の声を吸い上げ、中央政党に頼らない市民主導の政治の実現を目指して、地域政党「京都党」を設立したと発表した。来春の同市議選では11選挙区すべてに候補者を擁立するという。

村山氏は、同党の最高顧問をつとめる堀場雅夫氏(堀場製作所最高顧問)らと記者会見。「中央政党だけで政治が行われていることには疑問を感じる。地方分権時代の中、市民の声をしっかりと吸い上げることができる組織体をつくり、未来に誇れる街京都の実現のために、市民とともに取り組んでいきたい」と語った。

具体的には、30年後を見据えた基本政策として、「議員定数の削減」「10年間で起債ゼロを実現」「日本一の学力都市の実現」「リニア中央新幹線の誘致活動」などをあげている。

村山氏は、平成15年の京都市議選で初当選。19年の同市議選でも2期目の当選をはたしたが、翌年の同市長選に立候補して敗れている。

同党ではすでに村山氏を含めて来春の市議選に擁立する5人の候補者を決定。今後、公募も行ってさらに候補者を募り、全選挙区に候補者を立て、議案提出権のある6人の当選をめざしたいとしている。

また、地域が共通して取り組まなければならない課題では、同じ地域政党の「大阪維新の会」などとも連携していきたいという。

↑このページのトップへ

読売新聞

前市議ら「京都党」

記者会見で、地域政党「京都党」について説明する同党代表の村山氏(右端)(上京区で)

前京都市議の村山祥栄氏(32)が中心となって地域政党「京都党」を旗揚げし、同氏らが30日、上京区で記者会見した。既存政党の垣根を超え、自主独立の地方自治や地域主権の実現を目標に掲げて活動する。来春の統一地方選で実施される京都市議選(定数69)の全11選挙区で候補の擁立を目指すという。

村山氏が代表に就任。最高顧問に堀場雅夫・堀場製作所最高顧問を迎え、渡辺隆夫・府中小企業団体中央会会長と高木寿一・元京都市副市長が顧問に就く。

記者会見で、村山氏は「中央政党だけで、政治が行われていることに疑問を感じていた。新しい地方の形を求め、市民の声を吸い上げられる組織を作りたい。政策立案ができる議員をそろえる」と意気込みを語った。

実現を目指す政策として、議員年金などの議員特権の廃止▽議員定数の削減▽10年間で起債(新たな借金)ゼロ▽子育て支援などの住みやすい都市の実現▽海外観光客1000万人構想▽リニア中央新幹線の誘致活動――などを掲げている。

京都党では、すでに5人の候補を決定。左京区で大学講師の男性(32)、中京区で会社員男性(28)、右京区で無職女性(24)、伏見区で会社員男性(26)、南区で会社員男性(26)を擁立する。五つの選挙区以外でも公募で候補を探す。選挙区によっては複数候補の擁立も視野に入れているという。

会見に同席した堀場・最高顧問は「中央集権が強すぎて、日本のエネルギーは失われている。地域の経済が発展し、地域から集めた税金で、自立できるまちをつくるためにも、バックアップしたい」と話した。

村山氏は2003年の同市議選(左京区)で初当選。2期目途中だった08年2月に同市長選に出馬。8万4750票を獲得したが落選した。

↑このページのトップへ

京都新聞

前京都市議ら「京都党」旗揚げ 来年、市議選

京都市議選候補者とともに地域政党「京都党」のロゴマークを掲げる村山祥栄代表(左)=京都市内のホテル

市議選 6議席以上目標

前京都市議の村山祥栄氏=左京区=は30日、来年の市議選に向けて地域政党「京都党」を結成した、と発表した。市議選では村山氏を含め五つの選挙区ですでに候補者を決定。今後、複数擁立も視野に全11選挙区で公募を実施する。村山氏は「1人でも多く候補者を立て、最低でも政策条例を議員提案できる6議席以上の獲得を目指す」としている。

京都党は、既成政党が占める市議会で「市民主導の政治」を行うことを目指し、代表を務める村山氏の支持者や知人らが今月26日に結成、府選管に届けた。最高顧問は堀場製作所最高顧問の堀場雅夫氏、顧問は府中小企業団体中央会会長の渡邉隆夫、元京都市副市長の高木寿一の両氏が務める。

京都市内で開かれた記者会見には、堀場氏らのほか、各区の候補予定者が出席した。村山氏を除き全員20代の社会人。京都党の政策として、市の起債を年間10%カットする「無借金経営都市」や議員特権の廃止などを挙げた。年明けにもマニフェストを作る。

候補者公募は10月10日まで受け付け、同月中に決定する。問い合わせは党本部TEL075(712)9977。

同日発表した市議選候補は次の通り。(敬称略)
左京区=村山祥栄(前) 中京区=佐々木隆吏 南区=中島拓哉 右京区=江村理沙 伏見区=松永卓也(以上、新)

既成政党に危機感

前京都仕儀を中心とする地域政党「京都党」の結成で、来春の市議選は早くも混戦の様相を呈してきた。政権交代により「地方でも最大勢力」を目指す民主党府連は各選挙区で複数擁立を進めているが、京都党やみんなの党の動きに危機感を隠さない。自民、共産、公明の既成政党も戦略の練り直しを迫れそうだ。

「京都市議会は中央政党に支配されているミニ国会だ」。30日午後、市内で記者会見に臨んだ京都党代表の村山祥栄氏は、市議会の現状をこう批判し、既成政党との対決姿勢を強調した。市議選全区に候補者を立て、人気の高い橋下徹大阪府知事の地域政党「大阪維新の会」との連携も検討しているという。

この日は候補として、2007年の前回市議選中京区で66票差の次点だった実績のある20代新人を発表するなど、周到な準備をうかがわせた。

こうした動きに、既成政党は神経をとがらせる。民主党府連は市議選で現有14議席に対し、24人の候補者を立てる方針で、同日までに上京、中京両区で始めて複数擁立を決めたばかり。現職市議の一人は「京都党が橋下知事と連携すれば、恐ろしい存在になる。府連は現有議席を守る方針にシフトしないと議席の大幅減もあり得る」と強く警戒する。

市議会最大会派の自民党でも、現職から「新人候補を減らすべき」との声が上り始めた。公明党も伏見区などで現職に加え新人の選定を行うが、「既成政党への風当たりは強い。京都党は市民の期待感を集めるだろう」(市議)と懸念する。共産党市議は「組織を固めないと足をすくわれる」と話した。

7月の参院選で躍進したみんなの党、市内で一定勢力を持つ社民党も候補者擁立を目指しており、新旧七つの勢力による綱引きが始まっている。

↑このページのトップへ

毎日新聞

元京都市議が「京都党」結成 市議選擁立目指す

元京都市議の村山祥栄氏(32)が30日、同市内で会見し、地域政党「京都党」を結党したと発表した。代表に就任した村山氏は、来春の統一地方選の同市議選について、「全選挙区で複数擁立も視野に候補者擁立を進める」と語った。

村山氏は、中央政党による地方支配からの脱却▽中央集権から地域主権▽真の住民自治の実現−−などを党の綱領に掲げ、「未来に誇れる街 京都の復活」を目指すべき都市像に、議員定数の削減や起債ゼロ都市の実現を目指すとした。一方、同市議会について「国政の構図だけで政治が行われており、党利党略や政治家のメンツで駆け引きがされている」と批判。「市民の力で市民の声を吸い上げる組織を作り上げたい」とした。

村山氏が左京区から立候補するほか、中京・南・右京・伏見の各区で新人4人が出馬する。さらに全選挙区を対象とした公募を実施し、10月中に全候補者を擁立するという。府議や他の市町村議へは擁立しない。目標議席について、村山氏は「議案を提出できる6議席を確保したい」と述べた。また、大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」については、「連携の可能性は十分にある」と述べた。

公募の対象は25歳以上で、党籍や政治経験の有無は問わない。党のホームページからダウンロードできる指定の経歴書と「なぜ、政治を志すか」「あなたの目指す京都市像」という二つの論文(いずれも1200字以内)を、候補者選考委員会(電話075・712・9977)へ提出する。締め切りは10月10日(必着)。書類と面接で選考するという。

↑このページのトップへ