KBS京都地域政党「京都党」立ち上げ 前市議らが記者会見
前京都市議らが、きょう、記者会見し、地域政党「京都党」を立ち上げ、来春行なわれる京都市議選の全11選挙区で候補者擁立を目指すことを明らかにしました。
地域政党「京都党」を代表として率いるのは、前京都市議村山祥栄さん(32歳)で、きょう午後、来春の京都市議選の右京、中京、伏見の選挙区から立候補を決めた3人らと京都市内のホテルで記者会見しました。
村山さんは「中央政党による地方支配からの脱却」などを柱に、市民主導でしがらみのない政治を掲げ、京都から地方主権時代を切り開きたいと意気込みを語りました。
また、来春の京都市議選で全11選挙区からの候補者擁立に向け、公募を行うと言うことで、10月には候補者を選定し発表、最終的には、議案提出できる6議席の獲得を目指すとしています。
京都党の最高顧問には堀場製作所の堀場雅夫最高顧問、顧問には京都市の高木壽一元副市長が務め、きょうの結党会見にも同席し、それぞれ「京都市議会にくさびを打ち込んで欲しい」などエールを送りました。
村山さんは、2003年に史上最年少で京都市議に当選し、2期目の任期中、2008年に京都市長選に無所属で立候補しましたが、落選、現在は学習塾経営と京都産業大学講師を務めています。
大阪の橋下知事による地域政党「維新の会」などとも国に対してモノ申す場面など今後は積極的に連携を図りたいということです。