京都新聞若者の1票「日本変える」
投票率アップ大学生ら訴え 四条河原町
政治に関心のある学生らでつくるグループ「選挙に行かんで委員会が28日、京都市下京区の四条河原町交差点で、30日に公示される衆院選の投票率アップに向け、行き交う若者たちに選挙の意義や投票の必要性などを訴えた。
同委員会は2003年衆院選を景気に発足し、京阪神の若手市議らが事務局を務めている。今回の衆院選では、28日を一斉行動デーとし、京都市のほか大阪、神戸両市でも訴えた。
四条河原町の活動には大学生18人が参加。「間違いなくばかにされています。政治家に。だから、選挙。」と書いたビラ700枚を配り、ハンドマイクを握り、「投票に行かないと後悔するのは私たち」「日本を変える1票を投じよう」と呼びかけた。
ビラを受け取ったのは中高年世代が多かったが、通りがかった会社員の男性(29)は「よい活動だ。若者はもっと投票に行くべきだし、政治をあきらめたら終りだ」と評価していた。
京都の事務局を務める京都市議(27)は「選挙に無関心な若者はまだまだ多いが、呼びかけを通じて投票率を上げたい」と話していた。
選挙に行かんで委員会第44回衆院選挙 啓発ビラ
選挙(投票)に行ってわかること12。
- 男前の候補者や色気のある候補者がいることが分かる。
- なかなか良い事を喋る候補者や逆に何を喋っているのか分からない候補者がいる事がわかる。
- 投票すると社会的になにか良い事をしたという錯覚に陥る事がわかる。
- 同い年の候補者がいる事がわかる。
- 街角でイエスのように教えを説く候補者がいることがわかる。
- 投票すると俺も20歳を過ぎたんだという得も言われぬ感覚を手に入れる事ができる。
- 投票すると、翌日の開票速報を見てしまっている自分がいる事がわかる。
- 何もわからない場合があることがわかる。
- このビラを読んでくだらないと思っているが、心のどこかで投票しようかと思っている自分がいる事がわかる。
- 意外と政治家は頑張っているのだなということがわかる。
- 1票の軽さと同時に1票の重さがわかる。
- 冷静に考えて自分と関係の無い選挙などあるわけがない事に気付く。
意外と知らない選挙の常識・非常識
- 朝一番に投票所に行くと、投票箱の中身を確認させられる。
- 京都の投票率は全国ワースト7だ。
- 不在者投票の時の投票用紙は封筒に入れて保管される?!
- 遠方に住民票がある人は、郵送で投票用紙を送ってくれる。
(住民票がある町の選挙管理委員会へ問い合わせるべし)
若者へのメッセージ「政治家は、市民の代表ではない!?」
選挙に行かんで委員会・監修
京都市議会議員村山祥栄・27歳
政治家は選挙に行くやつの代表だって事を忘れるな!
選挙に行かない20代の言うことなんざ、政治家はろくに聞かない。当たり前でしょ。選挙に行かないのは自己主張が無いのと同じことだもの。
選挙に行かないやつは、「私は税金がいくらになろうが、生活がどうなろうが文句は言いません。」と言ってるのと同じなんだから。
本当にそれでいいの?
選挙に行かんで委員会とは?
若者の低投票率の現状に対して、「ちょっとヤバイんちゃうん」と待ったを掛ける学生集団。
2003年衆議院選挙を皮切りに啓蒙活動を続ける。今回の選挙では、関西地区一円で展開中。
今の政治に、文句があるならまず投票。ってことで、選挙に行こうや。それが、僕らの責任てもんじゃない!?