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2003年04月14日

読売新聞

無所属25歳初当選 京都市議選初当選左京

京都市議選の左京選挙区では、無所属新人の村山祥栄さん(25)が当選。政党や組織の支援を受けず、学生ボランティアが選挙活動を支えた。

選挙費用の総額を書いた紙を事務所正面のガラスに張り出すなど、情報公開をアピールして無党派層に支持を広げた。

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京都新聞

若い力旋風起こす

激戦を勝ち抜いた議員は、支持者の歓声に包まれ、満開の笑顔がはじけた。

13日に投開票された京都府議戦と京都市議選で、京都市議選史上最年少タイの25歳無所属候補が当選したのをはじめ、左京区や長岡京市・己訓郡、京田辺市、綴喜郡で、二十代、三十代の新人議員が次々と誕生した。

まるで、春風に乗ってやって来たような初当選だった。京都市議選左京区で、無所属新人の村山祥栄さん(25)が市議最年少当選記録タイの25歳 2ヶ月で議席を獲得した。

村山さんは「経験のない若輩者だが、期待を裏切らないように頑張る」と宣言した。「若者には未来への責任がある」と、昨秋に出馬を決めてから、こつこつと地域を回った。選挙事務所は無償で借り受け、運動員はボランティアの大学生が担う手作りの選挙を展開した。収支を事務所に張り、ガラス張りの選挙を強調するなどのパフォーマンスも話題を呼んだ。

当選を決めた村山さんは「私にいただいた票の多くは今の政治に対する不満や不信の表れ。この重みをしっかり受け止めたい」と話した。

これまでの最年少当選である1951(昭和26)年の福島滋弥さん(上京区)の記録に並んだ。

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