京都新聞手応え十分 あす投票 事務長に聞く
村山選対口コミの広がりも 金森 隆さん
相手候補の背中が見えてきた。「あと二週間あれば追いつける」から「あと一週間」へと運動員の手応えが強まっている。右京区や伏見区では急速な支持の広がりを感じる。選挙カーを走らせていると、どの区にも支持者が手を振ってくれる地域が出てきた。
村山候補の著書を読んで共感した人が口コミで支持を呼び掛けている。旧同和地区の住民からも「一理ある。私たちの思いももっと聞いて」という電話が連日、事務所にかかっている。新景観政策に批判的な不動産業界の有権者からの問い合わせも増えている。
職員不祥事への市民の怒りは続いており、緩やかな風を感じる。投票先を決めていない人はまだ多い。そよ風が突風になれば、投票率が上がらなくても得票数は大きく変動するだろう。
産経新聞あす投開票 4氏「最後のお願い」
無所属新人4氏が立候補している京都市長選は17日に投開票される。職員の不祥事や同和行政、新景観条例、財政再建などを争点に繰り広げられている選挙戦。各候補は選挙戦最終日の16日、「最後のお願い」のため市内を走り回る。
(中略)
村山氏は不祥事の一掃や財政再建、子育て支援を公約に掲げ、地元の左京区を中心に市全域で街頭演説やミニ集会を開催する草の根選挙を展開。16日は山科、左京、中京の各区などを回り、午後7時40分から四条河原町で最後の街頭演説を行う。
毎日新聞京都・八幡市長選 あす投開票
4陣営、訴えに手応え
17日投開票の京都市長選は大詰めを迎え、陣営幹部らも手応えを感じている。立候補した▽門川大作候補(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦▽岡田登志彦候補(61)▽村山祥栄候補(30)▽中村和雄候補(53)=共産推薦=は16日、最後の追い込みをかけ、14日間の選挙戦を締めくくる。
(中略)
村山候補は、不祥事追及の実績としがらみなさを積極的にアピールした。青いのぼりを立てた学生ボランティアの自転車部隊も市内中心を駆け回った。金森隆・選対統括責任者は「準備期間が短かったが、政党支持者からも応援の申し出が多い。街頭での反応もいい」と話す。