京都新聞各事務所 温暖化対策 訴え熱く
あす京都議定書発行記念日
十六日は京都議定書の発行記念日。地球温暖化問題は京都市長選(十七日投開票)の大事な争点だけに、新人四候補は、それぞれの温室効果ガス排出削減策を訴え、各事務所でも身近なエコ対策を進めている。
(中略)
村山祥栄候補(30)の事務所は、紙コップを使わずに湯飲みを使う。食事も容器が使い捨てではないか気を配り、ごみ自体を減らす作戦だ。選挙活動は、市中心部への自動車乗り入れ規制や自然エネルギーの利用促進などを主張する。
朝日新聞今の京都市政 私はこう見る 下
現在の京都市の各分野の状況をどう評価しますか。優、良、可、不可の4段階で答えて下さい。その理由と次期市長としてどうしたいですか
村山祥栄氏 無新
- 質問:財政健全化
- 【可】財政再建を最優先せず、財政非常事態から脱却できなかった。財政再建を最優先させ、職員を2千人(4年以内)削減、高速道路・地下鉄延伸を一時凍結、水道・交通局は民営化の検討も含め行政のスリム化を実現致します。
- 質問:まちづくり
- 【可】交通政策などの都市計画がないまま、場当たり的に進めてきたことは評価できない。まず、歩く街のトータルビジョンを策定します。また、景観条例のデザイン基準は専門家を導入しメリハリの利いた細則に再構築致します。
- 質問:同和問題
- 【不可】実質終結していない同和事業を集結したと断言したことは評価できない。それは逆差別と行政に対する不信感を助長させた。4年以内にコミセン廃止など、すべての同和行政を完全に廃止し、公平正大な行政を実現します。