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市長選挙-報道-2008年02月09日

産経新聞

京都市長選 候補者に聞く 3

村山祥栄氏(30)=無新

観光施策

見学型から体験型観光、日帰りから滞在型観光へ誘導し、経済波及効果を生み出せる観光政策へ転換。客数は一定効果があった。民間エージェントの活用や富裕層観光客の獲得など今後は数から質への向上を図り更に前進。

財政再建

財政再建を最優先課題へ位置付け、職員の4年以内2000人削減、高速道路・地下鉄延伸の一時凍結、有償ボランティア、民間委託促進、補助金改革など徹底した行政のスリム化を。

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京都新聞

新人激突 2.17京都市長選最前線 (下)

間隙 独自性前面共感求める

七日夜。村山祥栄は告示後、三回目の個人演説会を右京区で開いた。自営業者や主婦ら約九十人を前に、「お集まりいただいてうれしい」と頭を下げる村山。人集めに奔走した造園業の男性(64)は「民主党が(結果として)市役所出身候補に相乗りしたのはやっぱり納得できない」と思いながら聞き入った。

男性は国政選挙では民主を支持するが、市長選候補の選考経過を新聞などで知り腹を立てていた。今回、民主支援の門川大作と距離を置く。

自民、公明、民主の市議会与党が推す門川と共産党推薦の中村和雄の間隙を突くため、政党の支援を受けない村山は、こうした有権者を取り込もうとしている。

昨年四月の市議選で左京区から立候補した村山は、前回の初当選時より三千八百票を上積みし、同区トップの八千八百票を獲得。再選を果たした。それでも、同区での得票率は14%。分厚い組織のある門川、中村と並ぶには、倍以上の得票が必要ともされる。ほかの区では左京以上に知名度アップが求められる。

四日。早速、中京区の銭湯を会場に開いた個人演説会で約三十人を前に「体を張って市役所を立て直す」と訴えた。五日は伏見区のレストランでミニ集会。六日にはビアホールに足を運んだ。選対事務局長の金森隆は「本人の話に共感した人に、口コミで支持を呼びかけてもらっている」。告示前から始めたミニ集会は五十回を超えた。支援者の仲介で連日、企業の朝礼にも顔を出す。

村山に立候補要請した若手経営者ら八十人でつくる「京都市を想ふ会」。メンバーの須一弘士(30)は「一人ずつ支持を広げていくしかない」。市内全域の同世代の知人に働き掛けている。

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京都新聞

ズバリ聞く 2008京都市長選の争点2 景観

村山 祥栄候補 場所ごとの個性尊重

あ新政策は基本的に賛成だ。高さ規制や眺望の保全は大切。高さの規制について、市はこれまで緩めたり厳しくしたりと迷走を続けてきた。せっかく良い条例ができたのだから、今後はぶれてはいけない。

ただデザイン規制はあまりにも一律的。美観地区の指定の在り方を含め、細則を見直す必要がある。北山通は斬新な意匠の町並みで、これも京都の一つの文化だと思う。室町通沿いは昔ながらの家々が軒を連ね、高野は戦後に開発された住宅地が広がる。場所によって個性が異なるわけだから、規制を強化すべき地域と緩和すべき地域のめりはりをつける。

町家を守ることだけが文化ではない。景観保全は百年の大計であり、将来の京都にとってどんな町並みが望ましいのか、本来はもっと時間をかけて議論すべきだった。

景観に関する市の審査や建築確認の遅れは担当職員の不足だけが原因ではない。現場の職員が建築主のニーズと基準の運用のはざまで悩んでいるからだ。専門家や市民を交えて、判断の方法をきちんと決める。

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