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連合審査会での質疑

連合審査会で質疑した要旨を下記にまとめました。ちなみに5分と大変短い持ち時間しかないもので、質問に対する主旨を踏まえた答弁が殆どありませんでしたので、質疑のみ掲載致します。

連合審査会質疑 村山祥栄発言要旨

連日、不祥事や人事管理の問題が噴出している。

私は、今まで隠蔽され表沙汰にならなかったことを考えると、不祥事の噴出はいいことだと思っている。

ある都市の市長とこの件で話たが、その都市では期限を決めて、「不祥事をやれ出せ、それ出せ、期限以降出てきたら許さない」という姿勢で取り組んでいる。

そういう意味で「ウミを出し切る」というならば徹底して出すべきである。今の不祥事は警察やマスコミ、議会サイドから出たものばかり。市役所サイドの具体的なウミをだす努力が問われる。本当のウミは公務外非行の犯罪者ではない。内部に巣食う税金を食い物にしている職務怠慢者だ。服務監察のみならずどんな手法でウミを出すのか、またいつまでに出すのか?

今回の議会の流れはただ犯罪者撲滅という議論にとどめてはならない。更に踏み込んだ人事改革に迫らねばならない。その点で分限処分の実施は評価するが、具体的に今の状態で現場から分限処分対象の職員の情報が上層部に上がると思えない。どうするのか?

連日寄せられる職員の声を聞いていると、実に現場は酷い。特に出先機関はひどい。病欠ばかりとって働かない者、職場に来るが仕事しない者、現場の判断で勝手にルールを変える者、こんな状態をどう打破するのか。市長の決意も伺うが、これらの現場がどう変わるか、しっかり見届けることで、市長の決意が本物かどうか判断したい。

一市民として職員が市の為に一生懸命やって頂く事に誇りを持ちたいし、職員も自分の奉職に誇りをもって頂きたい。その為に宜しくご尽力頂きたい。

本日報告のあった民間委託化についてだが、かねてより委託の提言を続けていた者として、委託形態、民間と直営の業務量、退職者と委託のバランス、またそれによりどれだけの削減効果が得られたか、これらを見誤ると無意味な民間委託になるのでくれぐれもご留意頂きたい。

以上、答弁を頂いて終わります。

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