無所属で政治に望むというお話は、以前からさせて頂いておりました。そして、無所属会派の結成による新たな地方自治の形を提唱して参りました。
しかし、残念なことに、このたびの選挙で無所属は私一人になってしまいました。もちろん、無所属会派の結成どころか、会派を組めないという問題が生じております。これは全国的に見ても極めて珍しい現象です。
そして、議会でも発言権がない、議会運営委員会(各会派による話し合いの場)への参加ができない、会派手当て(政務調査費月額14万円)が受けられないといった数々の弊害があります。
このたび、交通水道委員会に所属が決まりましたが、もちろん、私の意向は反映されることなく、余ったところに振り分けられるといった状況です。しかし、私は「無所属で頑張ります」とお約束した以上、それを破る気はもちろん、ありません。ただ、無所属で頑張った結果、4年間で仕事が何もできませんでしたというのでは何もならないわけです。
しかし、私には皆様から5004票という期待を頂いたと自負しております。「一人の無所属議員で何ができるだろう」、それを念頭に、会派という大きな壁と、新人議員という2つの問題を抱え、村山祥栄の新たな挑戦がはじまります。
この統一地方選で、無所属議員が各地で多く誕生した新たな流れ。この息吹をこの京都の街から消さない為にも、私は孤軍奮闘して参りたいと思います。何卒、しっかりと見守って頂けます様、お願い申し上げます。