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平成19年09月18日
公営企業等決算特別委員会(第5回)

委員長(北山ただお)

それでは、進行致します。村山委員。

村山 祥栄

皆さんお疲れのところ、誠に申し訳ございませんが、少しだけ質問させていただきます。

元々今日は質問する予定ではなかったのではございますが、午前中に小林委員の御答弁を受けて、過日のお話が再びお話になりましたので、少し触れたいという風に思います。

一言で申し上げますと、これほど残念に委員会の答弁を聞かせていただいたことはありません。非常に残念です。

と申しますのも、過日の私が御指摘させていただいたときの内容、先ほどの支部長のお話でございますけれども、先ほど支部長は、5回、いわゆる職免になっておりましたよというようなお話をされたかという風に思うんですが、ここに置いてあるのは、これ、全部交通局次長(西村隆)から出していただいた資料で間違いないですね。

こちらの資料を見ておりますと、超勤と書いてあるのは2回しかないんですわ。そやけども5回と言ってはる。どういうことなんですかと私は言いたいんです。

私たちは、これ、皆さん委員全部そうですよ。交通局次長(西村隆)から出てくる資料は、確実に適正なものやとみんな理解して、それをベースに議論されているんじゃないですか。その出てきた資料が全然違うものが出てきて、あげくの果てに都合が悪かったら、いや、実は調べた結果こうなんですわと。

私は当初、これ、資料をくださいねと言ったときに、職員の勤務実態を調べたいから事細かに分かる資料が欲しい、したがって毎日毎日の勤務形態が分かる資料をくださいと、こういうことで私はお願いしたんです。

それで出てきたのがこれやから、私が申し上げたとおり、やっぱりちょっとおかしいんじゃないのかなという疑問を持ってお話をさせていただいたんです。

その後になって後出しじゃんけんかのごとく、いや、ここに関してはやっぱり違うんですと。じゃ、何で初めからここに職免と書いてないんですか。2日間は職免と書いてあるじゃないですか。

いいですか、執行委員会、半職免、それからもう一つが、バス事業調査研究委員会と書いてあるんです。成る程、これは職免なんだなと私も分かりますよ。だとしたら何で書いてないんですか。御説明ください。

交通局次長(西村隆)

過日の委員会で村山先生の方から調査をしていただいて色々と指摘を受けました。

私どももその際に、手元に十分な実態の把握というものができていませんでしたので、先生にはそういう調査をしていただいたわけですけども、私どもも責任を持ってチェックをするということで、チェックを致しました。

基本的に、先日、村山委員の方から御指摘を受けたそういう数値、データ、それについては私どもも調べました集計とは若干の違いはありますけども、基本的な数字については先生の御指摘のとおりでございました。

今、先生おっしゃったように、この運転の雇用なんですけども、これについて、機械で打ち込んでいる内容とか若干手書きでしている分とか、そういうことがあったかという風に思いますが、今、先生おっしゃたように、私どもが調べたところ、指摘のあった組合役員、これの勤務につきましては、6月、19日の勤務日があった中で、午後の勤務を職免基準に基づく職免、また職場の委員として出席する会議が3回、合わせて5回ありまして、その5回の午後の勤務について乗務することを免じたということで、今朝報告させていただいたような内容になったと。

ただ、そういうことがきっちり分かるようにという形の表記が我々の運行表の中ではできておりませんでしたのと、先生の先日の委員会での御指摘に対して、私どもが、今、私が言うているようなことをきっちりお答えができればよかったんですけども、その際に我々としてそういう把握が十分できていなかって、その点については申し訳ないかなという風に思っております。

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村山 祥栄

申し訳ないとおっしゃっていただくんでしたら、それはそれで結構ですけども、私は繰り返し申し上げますけども、元々私は局長に申し上げたのは、5月のときの委員会で答弁が余りにもいい加減やったと。

いい加減やったという表現が妥当か分かりませんけども、元々いわゆる組合の方のダイヤとか存在せえへんし、初め、ないんやよという話やった。

でも、段々話を聞いてくると、全くなかったわけじゃなかったという話になってきているんですね。今はもうやってませんよと、こういう話なんです。

だから、しっかりとした答弁をやってもらわないと、私たち、何のためにここに集まって、朝から晩まで缶詰になって議論しているのか分からないということなんです。

それと同じように、私たちはこれに時間を掛けて一生懸命調べてきているんですから、それであればきちっとそういった話を事前にしていただきたかったなということを重ねて申し上げたいと思います。これはもう結構です。

そのうえでお尋ねをしたいと思うんですけれども、先ほど午前中の答弁で、特別扱いはなかったですよ、午前ダイヤ乗せていますよと。午前ダイヤに乗せているのは分かりました。

でも、よく考えてください。何でこの人だけがずっと午前ダイヤなんですか。運転士さんと話を聞いていて、みんな言いますよ。しんどいのは、朝来て、次の日は午後から来て、中には朝早う来て昼休みを8時間ほど取って、夕方からまた出て来なあかん。こういう勤務は当然大変なんですよ。

でも、みんな、そんなのばっかり、中休ばかりやったら大変なことになるんです。朝早う5時に出てきて、また夕方出てきて、晩遅うまで乗ってなあかん。こういうのを公平に分配していこうということでこういう12勤務のローテーションを作ったんじゃないですか、5勤1休という。

みんな、できれば午前で安定したスケジュールで乗りたいですよ。生活も安定するでしょう。だけど、そんなことしたらバスが運行できへんから、こういうシフトを作ってやらはったんですね。これは前田部長、そうおっしゃいましたですね。これでやっていますと。だとしたら、何でそのような、極端に午前勤務の人だけ、午後勤務の人だけ、そういう人が発生するんですか。

この前も言いましたけれども、もう一回言います。支部長は午前ダイヤしか乗っていないんです。それから、副支部長はほとんど全部午前です。3回午後勤務がありますけど、中休と言われるいわゆる中を休みをどっぷり取るような勤務はされていないんです。書記長もそうなんです。実際そうなんですよ。

仮にこれは局長が意図的にこういうことをやってないよという話かもしれないし、多分局長はこれを把握されていなかったのと違うかなと僕は正直思っているんです。

でも、現実問題、現場としてはこういう勤務が横行しとるということに我々は疑問を持たざるを得ないということなんです。この勤務形態を見て、本当に全く皆さんが平等に公平に勤務を分け合っているということが言えるんですか。

公営企業管理者(島田與三右衞門)

先ほどの先生の一昨日の議論の中で、拘束時間に差があると。それは先生のおっしゃるとおりです。

ただ、それが何によってそう出たかということを私は3日間調べました。そうしたら、先生のおっしゃる支部長は早出ですわ。朝6時半とか7時半に出勤させている勤務に偏っていますから、それを認めています。それは、局業務でダイヤの編成とか何やらで職場代表で来てもらいますね。そしたら、朝早くから勤務させといて、午後の2時から3時の会議に出てもらう必要があるから、あるいは組合の団体交渉の事前調整とかいうのは午後にやりますから、それは認めていますわけですわ。

しかも、職免を認めているのは京都市と同じ基準で認めていてやっているわけですね。それで、支部長を局業務に呼んでいるのは、外勤させているのはうちが必要であるから認めているわけですわ。そういう用務なりがあるから早朝長勤務をさせていると、そは事実です。現にそのローテーションを組んでやってもろうてるというのも事実です。

それで、後、例えば錦林で、後2人、朝早出ばかりやっているのやと、結果として遅出ばっかりやっているのやと。それは、低血圧とか診断書を取らせて、それは営業者が認めて早出ばかりと遅出ばかりのペアを作っています。それは先生のおっしゃるとおりですわ。

ただ、そのことが、例えば全然朝早うから8時間、5回、6回乗っとるわけですわ、支部長といえどもね。何らおかしいことはないわけですわ。

ただ、それを職免を認めたらあかんと、組合活動をしたらあかんと、それは価値判断です。私は適法な組合活動というのは認めるべきやと思っていますし、最低限の、先生おっしゃるとおり、みだりやたら勝手に認めたらあかんと思っています。また、局業務にみだりに呼んだらあかんと思っています。それは最小限に職場代表として必要があるから外勤として認めていますのでね。それを先生のお渡しした中の、それは事前に中身をこれは何やとおっしゃっていただいたら、調べますし、それはそういうものやと思っているんです。

私はほんまに先生のあの質問にびっくりしました。何でそんな拘束時間に差があるのや、休憩時間に差があるのやと、それで調べたのは事実です。ただ、その差はあります。それは結果としてそういう差が出てくるので、特に支部長がえこひいきしたり、あるいは病人やからこいつは適当に認めようとか、そんなずさんなことは絶対やっておりませんので、そのことだけはきちっと御了解いただきたいなと思う次第です。

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村山 祥栄

おっしゃることはよく分かっているつもりですし、私も職免なんかしたらあかんという話なんか当然していませんしね。

それはそれで認めたらええ話ですから、その多い、少ないという話は当然議論の余地は大いにあると思いますけれども、私が今回問題にしているのは、職免にしてサボっているの違うかと、こんな話では当然ないわけでそれはそれでいいんですよ。

それだったらば、職免の日は当然午前から出勤してもろうてそれでよろしいじゃないですか。そやけども、ほかの日は中休できるじゃないですか。5日間、19日の残り14日間は普通に勤務してはるわけですよね。そしたら、その間に午後の勤務があったり中休勤務があったりしてしかるべきだと思うんですよ。

そうでなくても、元々支部長ダイヤがあるのと違うかなんていうことがちまたで言われるような疑いが掛かっているんです。なかったらそれでいいじゃないですか。

ほんまにおっしゃるようにちゃんとやっているんですわと言うんやったら、こういう人たちにもちゃんと私らが疑わんでええように、1日、2日と中休は中休、午後休は午後休と出してくださいよ。そしたら私らかって、あ、成る程なと、こう思えるじゃないですか。今後、そういうことはできないんですか。

交通局次長(西村隆)

私どもの考え方と致しましては、そういう組合の役員について勤務ということにしている考え方は、局の職場代表としての委員会の委員と、そういったことをたくさん組合役員は務めておりまして、そういう会議の設定をできるだけ集約した形で設定したいという風に考えておりまして、午後の時間帯に設定するということで考えておりまして、色々な委員が同時に集まるということが必要でありますので、色々ばらばらな勤務形態をすると、そういう調整が付きにくいということで、現在、私どもは、組合役員については早出勤務と、一般の乗務員と同じ1日の勤務始業に基づく早出勤務という形態を採っておるということでございます。

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村山 祥栄

そしたら、最初からそう言うてくれはったらよろしいじゃないですか。初めからそう言うてくれはったら、こんな議論はせんでいいわけじゃないですか。

初めは、そんな組合役員と全く同じ勤務をやっていると、そうおっしゃっていましたですよね。今の話を聞いたら、そういう理由があるからこういう形にしているんですわという話じゃないですか。全然当初の話と違うでしょう。

だから、こういう議論をしていたら意味がないと、私は何度も言っているんですよ。ちゃんと初めからそういう答弁をしてくれはったら、私も成る程、よく分かりましたという話になるんじゃないですか。

それを、そんなことはないんやと意固地になって、全く同じなんやと。全く同じじゃないから言うてるんやから、そういう話やったらそれでいいんです。

私、今回、本当にそういう意味で、ちゃんとしたやり取りをしたいというのを改めて感じますし、ほんまに嫌なんですわ、こんなことでがちゃがちゃ言うの。

したがいまして、ほかのことは言いませんけども、これ、支部長以外にもやっぱりこの前も言いましたけど、バランスに著しく欠ける部分が非常に多いです。特別全部午後、低血圧やから診断書を出していると、それはそれでいいじゃないですか。でも、そうでのうても、10人も20人もちょっとこの5勤1休の勤務から外れてるでという話がほかにもあるんですよ。

だから、これは1個ずつ見てもろうたらよう分かりますわ。極端じゃないんですよ。支部長とかは極端でした。だから言いました。でも、ほかのはそこまで極端じゃないです。

これ、中で色々と運転士の間で調整をしてやり取りをしているという話も聞こえてきています。でも、そのやり取りは、本来、勤務変更は原則認めないということでやってはるんですよね。やってはるのだとしたら、職員の中で言ったり来たり、ものがしてたらあかんわけですわ。当然体が悪いから休みますよという日はあってもいいんです。だとしても、こんないっぱい異常な勤務形態になることはないはずなんです。

今回、錦林で言うと、約4分の1、19名の方が違和感を非常に感じるシフトになっとるんです。午後は3回しかないとかね。午後と中休も午前も全部あるけど、それのバランスが異常に欠けているとかね。こういうことがあるわけですわ。

したがいまして、これはこれ以上話をしたくないのでやめますけれども、ちゃんとしっかりと勤務管理を局の方でしていただいて、適正に運行していただけるように。先ほど申し上げましたように、役員の午前勤務の話は取りあえずそれでいいとして、それでもできるだけ皆さん、働いてはる運転士の方から違和感を感じているという声を聞いているから、私はこういう資料を集めてやっておったんです。

じゃ、運転士の皆さんがちゃんと公平公正にわしらは乗せてもろうてるなと、そう思ってもらえるような環境を作らへんかったらあかんのと違いますか。

それだけ御答弁いただいて、終わりたいと思います。

公営企業管理者(島田與三右衞門)

先生の、運転士が職場で生き生きと情熱をもって勤めると、そのための環境を整えるべきやと、それは同感でございます。

ただ、先生も今そういう統計数字をおっしゃっておかしいという、その表においてはそうかも分からんです。ただ、そういうことがあれば、きちっと私どもも一つ一つ対応できますので、何でこうなっているのやという風に説明できると思っております。

ただ、50人、60人いる運転士がすべて不平不満なくやれているかと言えば、それはいろんな人がおられます。そやけども、職場トータルとして、楽しい生き生きとしたやりがいのある職場を作る。そのためには公平を期せと、それはそのとおりでございますので、公平な勤務を勤めると、そういうことはこの場でお約束したいと思っておりますし、先生のそういう質問の意味やという風に理解させていただきたいと思います。

委員長(北山ただお)

それでは、以上で交通局に対する質疑を終了致します。理事者の皆さん、大変御苦労様でした。

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