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平成15年05月27日
交通水道委員会(第3回)

委員(河合ようこ)

私は5月議会で採択されました乗合いバスの大学の定期について、我が党も賛成をしたわけですが、その後の9月以降からの購入状況、きっと歓迎されているんだと思いますが、どのような状況になっているか、報告をお願い致します。

企画総務部長(乾雅晴)

通学甲の大学生あるいは専門学校の学生に対する定期でございますが、9月25日に発売を致しまして、現在延べの発売枚数で5,609枚、5,600枚強でございます。ちなみに、昨年の同期で申し上げますと、3,327枚、3,300枚強でございましたので、おおむね7割近い増加という利用の状況になってございます。

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委員(河合ようこ)

今、まだ3箇月足らずの中でも、効果が見えているということで、私は、やはり大学のまち、この京都にあって、本当にいい政策だったなという風に思います。均一区間内を自由に使えるこのパスが、これだけ広がっているわけですが、大学は、この均一区間外にもたくさんございます。私は西京在住ですが、右京にも、そして、10月開校された京大の桂キャンパス、まだまだ学生さんが増えることも予想されます。これを均一区間内ということにとどめず、均一区間外、そこを通われる学生さんについても、均一区間外でも使える、そのようなパスに拡大をしていただけるように、今後積極的に検討されることをお願い致しまして、質問とさせていただきます。

委員長(内海貴夫)

進行致します。村山委員。

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村山 祥栄

すみません、少し、今の質問に関連しての質問なんですが、このバス通学定期券甲の均一区間全線利用の、今おっしゃっていました5,609枚、これが今年の9月の時点の定期の枚数なんですか。

企画総務部長(乾雅晴)

すみません、きちっとした御説明でなっておりませんので、申し訳ございません。8月25日から発売を致しまして、11月30日までの総発売枚数でございます。

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村山 祥栄

ということは、この3箇月間で5,600枚売れたということですよね。去年のこの時期でいくと、3,327枚であったということで、大変、聞いていますと、売上げは好調に推移しているのかなという風に思うんですが、現在、この3箇月間でこれだけの売上げを挙げられたというところで、今後、どれぐらいの見通しを立てて見ておられるのか、ということで、広告を、かなり大々的に、バスであるとか地下鉄、それから、学内の広告なんていうのでたくさんやられたと思いますが、現在の認知度は、これがある程度今後の売上げにもかかわってくると思うんですが、どれぐらいだと認知しておられるんでしょうか。それと共に、今後の見通しをお尋ね致します。

企画総務部長(乾雅晴)

客観的に認知度というのを現時点で把握はしたものはございませんが、各大学さん、それから教育委員会等を通じまして、学校の方にそれぞれ PR に出向かせていただいて、学校でも掲示をしていただいていると、こういう状況で、PR には最大限手を尽くしておるというのが今の状況かと認識致しております。

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村山 祥栄

ということは、今の話でいきますと、全然、どれぐらい認知されているかどうかということを交通局として把握されていないということでございますよね。今後の見通しとかって立つんでしょうか、そのような状況で。

企画総務部長(乾雅晴)

大変厳しい御指摘でございますけれども、私どもとしましては、今後、例えばアンケート調査等、必要であれば考えてはいきたいと思いますが、現時点で、まずどのぐらい売れるか、私どもとして考えられる PR の手法、大学のコンソーシアムでありますとか、そうしたものを通じてやらせていただいたというものでございまして、今後、そうした把握の努力はして参りたいと思っております。

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村山 祥栄

今、お話いただいたようですが、もう3箇月たっちゃっています、3箇月。この前の公営決算のときも、内海委員の方からプラン・ドゥ・チェック・アクションというのは、これは早くしてもらわないと困るという話を強調されて、繰り返しお話されておりましたが、もう3箇月たった時点で今後の戦略の見直しというのは、私はしっかりとできていなきゃいけないと思います。

私も、もう3箇月たちましたので、私自身でアンケート調査を行ってきました。サンプル数が120件、そのうち、大学生で、このシステムがあることを認知されておるのは35件、全体の28パーセントでございます。うち、逆に、まだまだ72パーセントの方が学生、こんなもん知らんということをおっしゃっています。逆に言うと、それだけ大きなパイを現在抱えていることが一つこの調査から挙がっています。

それと併せて、よくよく話を聞いていますと、この35件のうちの17件がバスの通学者である。ということは、元々バスで通学されている方が定期に切り替えられても、余り売上げが上がるわけではなくて、基本的に、この条例をスタートさせるときに話がありましたのは、原則的には、このまま推移すると3,800万の減収ですよ、ただし、400人以上の方が新規で登録してもらったら売上げが伸びるんですというお話の前提で、これがスタートしたかと思うんですけども、とにかく乗らない人をいかに乗せていくかというここの PR が、この数字からも、実は挙がってきていると思うんです。こういう数字についていかが思われますでしょうか。

そういうことで、もうこれは、これを見ていただいて、しっかりと御検討いただければと思います。とにかく、このアンケートの内容うんぬんではなくて、飽くまで私がお願いしたいのは、交通局の取組に対する姿勢の問題だと思いますので、そこを履き違えていただかないように、お願いしたいと思います。

それから次に、違う質問をさせていただきたいんですが、すいません、もう少し。

12月7日、おとついの日曜日午後、22時ごろ、北大路新町駅バス停西50メートル付近にバス205番が30分以上停車しているというようなお話が私の下にございました。私も実際行きますと、停車していました。ただ、私が着いたころにはバスが走って行ってしまって、具体的にどういうことが行われてどうなっていたということはよく分かっておりませんので、その辺の状況を御報告いただきたいと思います。

自動車部長(水口重忠)

今、村山委員の御指摘の件につきましては、報告は私の方に届いておりません。詳細はちょっと分かりません。

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村山 祥栄

どういうことですか。おかしいと思いません、30分以上停まっていたんです。その人は、私に電話してこられたのは、北大路新町のバス停で東行きのバスを待っていますと。バス見えているんやけどいつまでたっても来えへんねやと、そら、停まっているから来ないんですけど、もう何分待っても来えへんと。その後、私、行って、その地域のガソリンスタンドである人に話を聞きました。近くの車に接触したという話でした。何で報告上がっていないんでしょう。

自動車部長(水口重忠)

すいません、事故の関係でございましたら、毎日数件接触事故がございますので、あることもございますが、当然ないときもございますが、そういった中に、その系統の番号があったかどうかについて記憶を致しておりませんので、毎日事故記録等の、あってもなくても上がって参ります、それを確認すれば分かるという風に思います。申し訳ございません。

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村山 祥栄

なるほど。こういう事故があったときに、ちょっと報告が上がっていないというのは、大変おかしな状況だなと私は思ってしまいますが、そもそも、ちょっと私がこれ、聞きたかったのは、これがどうなったんですかという話よりも、こういった場合に、例えばその人はバスがずっと来なかったわけです。まだ205なら、すぐに次から次へと来ますからいいものの、一体そういう場合にどういう対応を採られているのかということを実はお尋ねしたかったんです。

自動車部長(水口重忠)

現実的な状況と致しまして、バス停、たくさんございます。そこでの、いわゆる市民の方々に発信する機能がございませんので、代替車両の運行は致しますけれども、現実的には、お客様には、その行き先の間まで、事故がありましたから遅れますという風なインフォメーションについてはでききれていないのが現状でございます。(発言する者あり)代替バスは運行致しますが、いつ来るか、遅れているかという情報については発信をするすべは現在のところございません。

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村山 祥栄

なるほど。この件だけ、私も、何で停まっててんと言われて答えられませんから、ちょっとまた、後ほど教えてください。

それと最後に1点だけ、先日、京都市職員の職員交付の全区間無料乗車券の6箇月定期への移行の話が出ておりましたが、これについて一つお尋ねしたいのは、市長部局の方はこれに対応する、こうしてやっていくという話が出ていたのですが、交通局としては今後どうされるのかということと、もう一つ、これは資料で頂きたいんですが、職員交付の、いわゆる全線から6箇月に切り替わった場合に、交通局としてどれだけの減収になるのかと、これだけお尋ねしたいと思います。

企画総務部長(乾雅晴)

職員乗車券の問題につきましては、現在、京都市全体として、その対応を今、検討中でございます。基本的には、交通局も同様に対応をして参りたいという風に思っております。

それから、現時点で職員乗車券として各会計、一般会計あるいは上下水道局等からも頂いております、すべてはバスと地下鉄と合わせまして約14億円の収入がございます。このうちの大部分が新たに定期券等に変更をしていただく、それから、一部が日常的な業務上の交通という風に考えておりますので、現在、具体的にどうなるかというのは、今、その数値も含めて検討中でございますので、一概に減収という風には考えておりませんけれども、一定の影響があるという風には考えております。数値は、今ちょっと申し上げるものは持ち合わせがございませんので、よろしくお願いします。

委員長(内海貴夫)

村山委員。もう、ぼつぼつ取りまとめて。

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村山 祥栄

もう終わります、すみません。

もう一つ、最後に一つだけ聞きたいんですけど、先ほどから話に出ていましたプラン・ドゥ・チェック・アクションという、これに関して、交通局は全力で取り組む姿勢をお持ちでしょうか。

交通局次長(西村京三)

先生御指摘のように、交通局再建のために最大限スピード感を持って対応しなければならないという風に思っておりますので、アクションプログラムの実施につきましても、当然、速やかな対応を心掛けたいという風に思っております。

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村山 祥栄

ありがとうございました。

ということで、全力でやっていきたいというお話をいただきましたので、本日御提出させていただきました定期券のアンケートの報告書を踏まえて、今後どういった形で広告媒体をしっかり打っていくのかということにつきましては1月の委員会で引き続き質問をしたいと思いますので、よろしくお願いしますということを申し上げて終わります。ありがとうございます。

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